バッキンガム

愚かなもので、行き詰まると他人と比べては自分を疑ってしまう。自己表現としての創造は自分の手元から離れ、どこを巡ろうとも全て自分の元に帰ってくる。顔は醜く、味も変わり、聞こえが新鮮でなくとも、手元から離す選択をした時点で受け入れなければいけないのだ。ハム太郎何を言ってるのだ?

「自己肯定感の向上」を指導することが業務の大半を占めている。できた事を褒めようとか、とにかく否定しないとかテンプレートがあるけれど、「自分の中から何かを生み出す」が1番ではないか。ブログ、料理、作曲、絵、写真、自分の心が視聴覚で表現できるものならば何でもいい。上手か下手かは関係なく、自分の心を形にし、それを自分が好きでいること。誰かに笑われてもいい、太宰治が言っていたでしょう「笑われて笑われて強くなる」

モザイク

久しぶりにママチャリに乗ったら楽しくて、汗だく、無意味に公園を巡る。1年前はひたすら目的も無く、ART-SCHOOLを聴きながら歩き回っていたなと思い出す。今でも彷徨いてることに変わりはないけれど、見つけたいものはその辺には転がっていない。自分に必要な事は自分が傷つく覚悟、得るために失うことを怖がっていたな。

幸せになって欲しいと願われたとき、これは呪いだと思った。幸せや安心を感じると幸せになって欲しいという言葉に襲われる。俺が幸せになっていいのか?なんて他者を思い遣る心なんかではなく、ただ暗さに目が慣れて不安が見えはじめるとその言葉を思い出す。ちなみに寝るときは真っ暗派。ここ数日なぜか心がずっとダウナー。寝ても治らんならほっとくしかないなー☺️YEAH

俺の彼女

「10回のリハより1回のライブ、10回のライブより1回のレコーディング」とバンドマンの先輩が言っていた。先輩は窃盗団を組み、スーパーで米を盗み生きていく。盗んだ米で生き延びた先輩が作る曲はカッコよかった。ふと思い出した。

「自分の事は自分が1番わかる」は嘘かもしれない。他者からの評価ではなく、他者に自分が思っている自分の事を認知してもらった時、ようやく自分の中の自分を理解できる。

小学校の校長先生が【人という漢字は2人で支え合っている何ちゃらとよく言われますがそんな事ではなく、あなた達は人ではなく人間になってください。人と人の間にあるものは世間です。あなたが誰かと世間を交わり関わる時、初めて人間になれるのです。】と言っていた。めちゃくちゃいい話だったなと覚えていたけれど、書き出してみるとよく分かんねぇこと言ってんな。あいつ誰だったんだ?

Crying Over You

先輩と呼び続けたい人がいる。約3年ぶりに会った。基本的にふざけた人間で、一緒に行った焼肉食べ放題でキウイを延々と頼み続け、なぜか店員に怒られた仲。「先輩のツイートを見ていたら、こいつ死にそうだな〜と思ったんで、冥土の土産に飲みましょう」と誘ったら「魚好き?」と予約をしてくれる人。そんな先輩が散々酔っ払い「はっきり言ってお前のバンドは好きじゃない」と言ってくれたことが嬉しかった。俺もそうだと思ってた。でも大事なライブには連絡してこず、わざわざチケットを買ってきてくれた。カウントダウンジャパンだって何も言わず「みにきてたけど、よかったよ」と終わってから連絡をくれた。この10年バンドマンとしてではなく、先輩後輩としてずっと見守ってくれていた事が嬉しかった。「そんな先輩が死んだ、葬式で久しぶりに会った」なら映画化なんだけど、最近無意識にうんこを漏らすという話を最後に解散した。生きてるけど、尊厳として死んでるじゃんそれ。「あんまり今日遅くまでいれない!明日、大学の同期とフリスビーするんだ!」だと。めちゃくちゃ元気じゃん。

今週1番のパンチライン賞は先輩飲みに同席していた親友が受賞。居酒屋の店員さんがお土産ですと餅太郎を脇に挟んで持ってきたのをみて「お姉さんの脇で温められた餅太郎をもらえるんですか!?」です。ちな公務員。俺の税金返して。

super ocean man

映画SWALLOWを観た。具体的なセリフとしてグッとさせるタイプではなくて、心情を読み取ってグゥーとなるタイプの映画で良かった。作中に登場するモーテルの内装がなんか良くて、これじゃね?とIKEAで買ったおばあちゃんちの玄関みたいな照明、寝室につけたら抜きアリの中国マッサージみたいな雰囲気になってしまって最悪。チャラいけどダサい大学生のような部屋の暗さになって本当に恥ずかしい。ハイネケンジーマの空き瓶とか電飾看板を飾り出しそうな暗さ。死にたい。

今週もペアーズで何も面白い話を作れず1週間が終わってしまった。彼女が欲しいという希望に対して努力ができない。人のことになると頑張れるのに、自分のことになると途端にどうでもよくなる。というか彼女とは何?好きって何?という疑問を持ってしまう、痛い30代になってしまった。人のことを信じられない、信じるべきは自分のみだと生きてきてしまったからだ、とかなんとか、色々と正当化してきたけど、結局自分が傷つくのが怖いから、逃げ回って生きてきてしまったのだろう。だからこれからは逃げないぞ!と意気込み周りを見渡すと、鬼も含めてもうみんな家に帰って家族と夜ご飯を食べてるわけ。だからせめてもの抗いでカッケェ石を探しながら俺は家に帰る!ゴーホーム!

PINK BLOOD

あっという間に1週間が終わってしまった。このブログのためにネタが欲しいのに、ダァ〜れともマッチングアプリで会えなかった。今のままでは4000円払ってちょっとヤベー女とドライブしただけのけっこうヤベー男なのだ。

みんな元気に生きているかい?このブログはある意味生存報告であり、生存確認としても役立つのだ。先日スマートウォッチを買うか悩んでいて、バイタルチェックとして確実に便利だけれど、性格からして生活を支配されるだろうな、と悩んでいた。ストレス過多です、睡眠不足です、運動不足です、そんな事を時計ごときに言われ生活を支配されるのだ。今日は心拍数と運動量の適正さを確認しながら歩いたのだ。すでに支配されているハム太郎なのだ。

最後の息子

ペアーズに課金し、間もなく1ヶ月が経つ。有難い事に多くの女性とマッチングするが、まじでメッセージのやり取りがめんどくさすぎる。そんな中、たまたま家が近いという理由だけで1人の女性と夜ドライブする事に。結論から話すと、「なんで自分のこと何も話さないの?」とちょっぴり怒られて健全に帰ってきたんだけど、31ちゃいになったのにそんな事ある?

そもそも会ってから1時間くらい勤務先のババアの愚痴をずっっっっっっっと話してたのお前だろうがくそ!俺は1時間くらい「うん」「ほう」「あーなるほどね〜」しか言葉発してないわ地獄か。ホームグランドであるはずのマイカーが地獄だ。なんで急にタイヤが取れて車がバラバラになったりしねーかなぁ。

結局3時間くらい会っていた内訳は、知らねーババアの愚痴となぜ私はモテないのか(答え合わせ中だろバーカ!)の話だけでしたの。

「まだもうちょっと喋りたい」っていま言いました?ハァァン?据え膳食わぬは男の恥論者ですが、手をつけてない場合はクーリングオフ可能ですか?お金は良いのでお願いします!

集合した場所にピタッと狂いなく停車した俺のドライビングテクニックを褒めて欲しいね。

ん?なに?車から降りずに何か言いたげだけど、なに?褒めてくれるの?

「なんで自分のこと何も話さないの?」

ハァァン!