俺もそう

宗教もスピリチュアルも圧倒的に信じていないけれど、出勤前に見るちいかわ占いだけは信じている。「身体はただの入れ物」と冗談で言っていたボーカリストを知っているが、俺もそう思う。人はいつか死ぬし、身体は燃やされて灰になる。ではなぜ、こんなにも色々な思いをしながら生きていかなければいけないのか。寝る前にスイカを食べておねしょをして怒られたこと、どこに連れて行かれるのか分からない軽トラに乗せられ見た山の景色、ニコニコしながら持ってきたピンセットで耳毛を抜けと指示を出されたこと、「あんま美味しくねぇな」と言いながらモリモリご飯を食べていたこと。死んだら全て終わりだと思っていたけれど、色々あるじゃん。全然悲しくないな〜人間としてどうかしてんのかな〜って思っていたけれど言葉にしてようやく泣けたゼ!死んだ本人には何も残らないけれど、身体から離れた誰かの記憶には残るし、その積み重ねをすることが生きることなのか?知らん。その人のことを忘れたら本当の死とか誰か言ってたけど、まじでうるせえからもっと知らん。俺が絶対忘れないからみんな存分に死んでちょうだいな!

グッバイ祖父!ハイ!ハイ!灰!