1人お風呂で連想ゲームをする人生

映画、悪人を観た。1番好きな映画は何か、必ず悪人と答える。何回も観ているけれど、年齢か心境か何かしらの変化で、共感するポイントに違いがある事に気が付いた。どんな変化があったかを語る気はない(面倒くさいから)

数年前、悪人を元カノと一緒に観て「なんで最後首絞めたの?意味わかんない」と言われたとき、こいつとは無理かもしれんと思ったが何だかんだ人生で1番長く続いた。

1番好きな映画は何か、悪人と答える。1番好きなバンドは何か、syrup16g、1番好きな場所はどこか、屋上、1番好きな作家は誰か、太宰治、1番好きな漫画家は、古谷実、めんどくさい、本当にめんどくさい、そう答えるやつがいたら間違いなく近寄らない。

自分が面倒くさい人間だということは認知していた。そしてその面倒くささを自分は努力せずに誰かに受け入れてもらおうともしていた。面倒くさいやつには近寄らないくせに、よくない。

よくないと言えば言霊。宗教も占いも他人も信じないけれど、言霊だけは信じている。嘘をついた、ちいかわ占いも信じている。ちいかわには、街中で遭遇したら見えていないフリをしなければいけないタイプのオッサンと同じヤバさを感じている。

幸せになってほしいと言われてから、この言霊に苦しめられている気がする。言霊というより、呪いとさえ感じてしまっている。

最後に私から言霊を、安楽亭の食後に貰う飴は思ったよりも甘い。