買ったはいいが読んでいない小説が棚に並んでいる。買えば読んだ気になっているタイプの馬鹿である。もう欲しいものが無いのであれば、これから先できるのは捨てることだけ。まずは読んでみて手放すかどうかを決めようと、本棚の左上から読み出した。終わりの気配を感じると悲しくなる。終わるならば始まらなければ良いとさえ思う。このままこの本棚が空っぽになる頃、何かを得るために捨てていた自分に何が残るのか。村上春樹はなんかウゼェけどおもしれーなって事か。それともGWが無予定な不安か。バッキャロー!